こんにちは。
行政書士の早田です。
この数年はすごい勢いで離婚の件数が増えています。
ただ結婚するのは簡単なのに対して離婚するのは本当に労力がかかります・・・。
特にお子さんがいたり不動産を所有していたりすると離婚は一筋縄ではいきません。
協議離婚の場合はお互いが話し合って今後の養育費や不動産の持分などを決めなければいけません。
法律の知識のない夫婦だとこれはとても大変な作業になります。
「離婚した後も子供のために良い関係でいたい」
親であればこう思うのは当然かと思います。
離婚後にトラブルを起こさないためにも離婚する前の準備を入念にしていただきたいなと常々思います。
離婚の種類
- 協議離婚
- 調停離婚
- 審判離婚
- 裁判離婚
- 和解離婚
- 承諾離婚
離婚の種類を思いつく限りざっと挙げてみました。
かなり沢山あることがお分かりになるかと思います。
ただ実際には離婚の9割は協議離婚と言われています。
協議離婚は最も一般的な離婚の方法と言えます。
お互いが離婚に合意できれば協議離婚が可能
お互いが離婚に合意したり子供の親権者を決められれば離婚届を提出して離婚ができます。
協議離婚は一番スムーズな離婚と言えます。
ただし協議離婚をする際に気をつけておかなければいけないことがあります。
- 子供の養育費のこと
- 夫婦で共有していた財産の取り分
最低でもこの二つは取り決めておかないと後々トラブルになる可能性があります。
協議離婚で決着がつかなければ調停離婚へ
夫婦で話し合ったけれども納得できる結論が出なかった場合は裁判所を通じて調停委員を間に立てることになります。
調停委員を間に立ててお互いの言い分を公正な立場で判断してもらい離婚が成立すれば調停離婚が成立します。
協議離婚と調停離婚をなんとなく分かっておくとWebで情報の収集をする時に役立つと思うので覚えておいてください。
逆に協議離婚と調停離婚以外の離婚はめったに行われることがないので覚えておく必要はありません。
